ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析について説明します。


ファンダメンタルズとは「基礎的要因」などと訳され、株式市場ですと会社の業績や財務状況、資産がこれに相当します。

為替市場ですと国力がこれに相当し、具体的には、経済成長率、物価上昇率、財政収支、貿易収支などを総合したものになります。


株式市場ですと為替市場ほど大きくなくファンダメンタルズ分析は重要で、業績が伸びると思われれば株価は上昇し、低迷すると思われれば株価は下落します。


これに対して為替市場の場合は市場があまりにも大きすぎて、ファンダメンタルズがどれほど市場に影響を及ぼすのかは疑問とするところです。

長期的に見れば影響は出ますが、数日〜数ヶ月スパンのスイングトレードには及ぶのかと言えば答えはノーです。

一時的な影響は出るかもしれませんが、相場は動きたい方向に動いていくだけです。

また為替は相対的なものですので、一つの国の指標ばかりを見るわけにもいきません。


ファンダメンタルズは為替の場合はあくまでも参考にして、それで判断する場合は大勢派に身を置くリスクを常に意識していなければなりません。

しかしほとんどのFX会社で経済指標やニュース提供はありますので、それらを参考に過信しない程度に、為替の変動にどう影響が出るのかを見てみるのはいいと思います。