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ギャンブルで負ける人と勝つ人の特徴について

 
2022.6.15

ギャンブルはほとんどの人が負けるようにできています。相手がいて直接やるなら別ですが、ギャンブルには必ず胴元が存在し、テラ銭を徴収されるからです。

このテラ銭がつまり控除率となるわけです。つまり賭けた結果の勝率が50%だったとしても、控除率分マイナスになってしまうのです。かく言う私も競馬にしろオンラインカジノにしろトータルでは結構な負け額です。

よってギャンブルで負ける人の特徴というのは特に無く、ほぼ全ての人がトータルでは負けているはずです。しかし大体の人は歯止め(リミッター)が掛かり、負けてもギャンブルと上手い付き合い方はできています。よってギャンブルで身を滅ぼすなんていうことはありません。

私の場合はパチスロにしろ麻雀にしろ、1日の過去最高負け額は5万数千円で、6万円を超えたことは記憶にありません。月給が30万ちょいですので、これ以上負けるのは拙いと抑制が掛かってしまうのです。「ああ負けた。疲れた。」と思ってがっかりはしますが、飯でも喰えば嫌な気分は消し飛んで、明日の仕事の事や別のことを考えます。

しかし負け続ける人や負けすぎる人は、この一線を超えてしまうのです。つまりギャンブルで負けた時こそ、普通に負けて終わる人と大負けする人の分かれ道なのです。この分けれ道というのは、使える金額によって個人差はあると思いますが、大体皆認識はできていると思います。

バカラで大負けした大王製紙前会長の井川意向氏は、「資金の上限を定め、リミッターを設けておけば、さほど大負けすることはない。資金と時間のリミッターをはずして、狂乱の勝負に出るからギャンブラーは負けが込んでしまう。分かっていても金をどんどん投入してしまう。バクチをやる人は、結局のところ皆バクチに向いておらず、バクチのやらない人間ほどバクチに向いている。」と言っていました。

ギャンブルで負ける人というのを、ギャンブルで大負けする人とすると、ギャンブルをやっている時誰もが認識できる、時間や資金のリミッターを超えてしまうかどうかにあると思います。超えてしまえばギャンブラーということになります。ギャンブラーは時には勝つこともあり、それが次回の食指になってしまうのですが、結局は控除率の収束にあがらえないのです。

このように考えますと、仮に負けたとしてもリミッターが掛かる人は、負け額を遊び代と考えれば楽しんだのですから、ギャンブルで勝つ人に所属してもいいのではないかと思います。

賭けに対しては、リスクを好む人と中立な人とリスクを避ける人がいます。

そこそまとまった額を勝つ人を、ギャンブルで勝つ人としますと、その人の特徴はギャンブルに対してリスクを好みつつ、リスクを避ける、相反する正確を同居させている人です。リスクを取らなければ大勝ちをもたらすなんていうことはありません。しかしやり続けていては負けますので、止め時を感知してそれに従わなければならないのです。

ラスベガスに"Horse shoe"というカジノがありますが、このカジノはどんな高額な賭けでも受けて立つことで有名です。1981年のある日、$777,777(当時$1が128円で、約1億円)の賭けで、クラップスの勝負を申し込んだ男がいました。普通のカジノならMaxベット制限を理由に受け付けてくれません。しかしHorse shoeの社長はOKを出しました。男は特別なチップにその全額の数字を書き入れ、ドントパスラインに賭けました。そして2個のサイコロを2回投げただけで、2倍の$1,555,554にし、現金を受け取って立ち去ったという有名な話があります。まさに、リスクを好みつつリスクを避けるというギャンブルで勝つ人の特徴を備えていると思いませんか。