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ブックメーカーについて

 
2022.1.12 編集

スポーツの結果に賭ける、スポーツベッティングというのもあります。スポーツベッティング会社(賭けの胴元)をブックメーカーといい海外にありますが、これも日本からオンラインを通じて利用することができます。


実際にワールドカップやオリンピックの時などは、ブックメーカー内で数千億円もの金が動きます。また凱旋門賞やドバイワールドカップの時などは、日本人ユーザーが殺到します。

ブックメーカーは日本のスポーツも対象になっており、Jリーグやプロ野球などにベッティングすることができます。また試合を見ながら賭けることもできるライブベッティングというものもあり、試合中は常にオッズが変動しています。

他にもブックメーカーは誰がノーベル賞を受賞するか、次のアメリカ大統領は誰かなど、イベント事も賭けの対象になっています。

このブックメーカーの素晴らしい点は買った時点のオッズが有効となることです。これをブックメーカー方式といいます。マーケットが終わってから胴元の利益引き、残った金額を割り振る日本の競馬のようなパルミチュアル方式とは違って、時にはブックメーカー側が大損することもあるのです。海外の方が賭けに関してはより合理的です。

おすすめのブックメーカーはウィリアムヒルスポーツベットアイオーです。

ウィリアムヒルは凱旋門賞などの海外競馬にも対応しており、賭けの種類が非常に多いです。スポーツベットアイオーはビットコインをはじめとした仮想通貨が使えます。両方共政府公認のライセンスを取得しており、入金から出金まできっちりとできるブックメーカーです。

ブックメーカーの還元率は実に高く94%です。


これはウィリアムヒルのサッカーベッティングですが、この2例から計算してみます。


トッテナム・ホットスパー対マンチェスター・ユナイテッド

1/(1/2.8+1/3.1+1/2.6)≒0.93955≒0.94

なぜこういう式になるの?

トッテナムの勝率は3.1×2.6/(3.1×2.6+2.8×2.6+2.8×3.1)
引き分けの確率は2.8×2.6/(3.1×2.6+2.8×2.6+2.8×3.1)
マンチェスターの勝率は2.8×3.1/(3.1×2.6+2.8×2.6+2.8×3.1)
とブックメーカーは見積もっています。3者を足せば1になりますね。この勝率にオッズを掛ければ、どでれも2.8×3.1×2.6/(3.1×2.6+2.8×2.6+2.8×3.1)となり還元率が求まります。

ハル・シティ対リヴァプール

1/(1/6.5+1/3.5+1/1.6)≒0.93935≒0.94


多少スポーツの種類によって差はありますが、確かに94%になっていろのが分かるかと思います。

どんなスポーツでも、よく観戦して精通している方は予想が立てやすいと思いますので、是非ブックメーカーを利用して、自分の予想が控除率の6%を上回って利益が出るか試してみて下さい。

私もブックメーカーは頻繁に利用しますが、残念ながら意外なほど勝率は悪いです。


ブックメーカーの変遷


ブックメーカーの歴史は意外に古く1790年代にイギリスのニューマーケット競馬場で、ハリー・オグデンが始めたのがきっかけと言われています。その後1960年にイギリス政府が公認しました。



賭けの偏りを予測して、どう転んでもブックメーカーに利益が出るようにオッズをつけるのがブックメーカー側の腕の見せ所ですが、その予想に反してしまった場合には、ブックメーカーが同業他社の賭けを買うことで大きな損失を抑えることになります。

日本でのブックメーカーの利用はノミ行為で禁止されていますが、それはあくまでブックメーカー(胴元)が日本にあるという場合で、海外のブックメーカーの利用に対しての規制はまだないのが現状です。政府にしてみれば本当は取り締まりたいというのが本音だと思いますが、インターネット経由でアクセスできてしまうため、個人を取り締まるのは難しいという事情があります。

オッズがいいことや凱旋門賞や日本の競馬、プロ野球、Jリーグまで賭けれることから、知る人ぞ知るといった感じで昔から日本人ユーザーはいましたが、激増したのがやはりスマホが普及してからです。個人でスマホを持つようになると簡単にアクセスできるため、スポーツベッティングの需要は一気に高まりました。

しかし新型コロナが世界で猛威を振るってから、スポーツが延期や中止になってしまい、賭けの対象が縮小してブックメーカーの売り上げは減少することになります。ブックメーカーの発展はスポーツの発展と共にあるためこれは致し方無いことと思われます。今後ブックメーカーの市場がどうなるかは、やはりコロナの収束次第と言えそうです。