ご無沙汰しています。
メグです♪
今年も7月になりましたが、一年の半分が過ぎてしまったのかと思うとあっという間ですね。
テニスのウインブルドンでもナダル選手、フェデラー選手、シャラポア選手、セリーナ選手と上位陣の敗退や棄権が相次いでおき、ブッキーオブライツ事務局によりますと損益試算が大きくマイナスになってしまったみたいです。
一番手堅いと言われているテニスですらこの有様ですから、プロのスポーツの結果を当てると言うのはやはり難しいというのが分かります。
さて今回はブレイクイーブンとブックメーカー投資で稼ぐに当たって、どれくらいの勝率を出せればいいのかを計算で求めてみようと思います。
私は最初ブックメーカー投資はアービトラージ(裁定取引)から入りましたが、この方法ではあまりにもリスクが高く、利益率が低くて稼げないという結論を得ました。
リスクが高いというのは、片賭けになる危険性とキャンセルされる危険性、Maxベット規制を受ける危険性を含みます。
ブックメーカー投資で稼げるとしたら、それは片賭けだろうと考えています。
ブッキーオブライツに出てくる鉄板試合を対象としたテニスベットは確かに勝ちやすいですが、反面利益率が低くて一回負けると取り返すのが大変です。
これも検証済みですし、今回のウインブルドンでも物語っています。
リスク<リターンとならなければ資金は増えず、この方法では狙うオッズがあまりにも低すぎるところに問題があると思いました。
今回はSBOBETを例にとって、最初にブックメーカーのペイアウト率をもう一度確認してみます。
日本のプロ野球で、今日の中日対広島のマネーライン(どちらが勝つか?)で計算してみますと以下のようになります。
1/(1/1.79+1/2.05)≒0.956
よってペイアウト率は95.6%になります。
厳密には引き分けだった場合を考慮しますともう少し低くなりますが、現行ルールの12回の延長で引き分けるということは滅多にありませんので勝敗は決するものとします。
ついでにプロバビリティ(ブックメーカー側の予想勝率)も計算します。
中日の勝つ見込み 1/1.79×0.956≒0.534 53.4%
広島の勝つ見込み 1/2.05×0.956≒0.466 46.6%
つまり$100を賭けたとしたら、$4.4がブックメーカー側の利益(手数料)ということになります。
プレイヤーの勝率をxとした場合
95.6x-100(1-x)≧0
となり、x≧0.511となります。
つまりオッズが2倍のもに1000回ベットした時、511回勝ち、489回負けた場合に±0になります。
これをブレイクイーブンと言います。
もっと分かり易くしてしまえば、100回ベットして52回勝つことができれば利益が出ることになります。
実際はオッズがぴったり2になることはあまりありませんので、平均したものになります。
ブックメーカーを利用するとブックメーカー側にキャンセル権があるのと手数料(5%未満)を取られるのがユーザー側にとってのデメリットですが、ベットする対象を選べることとベット金額を調節することができるのがユーザー側のメリットになります。
つまりランダムに試合を選んだ時、100回中52回的中できるくらいにスポーツに精通できればブックメーカー投資は成立することになります。
これからは猛暑の季節になりますので脱水症にはくれぐれも気をつけてくださいね♪