ブックメーカーで得た利益が一定額以上なら、一時所得として税金が発生します。
この時注意しなければならないのは、負けベット額は経費に含められないことです。勝ちベットのベット額は経費に含められます。これを一年分計算し、円以外なら円に換算して計算しなければなりません。これから基礎控除を引いた分が課税対象額となり、確定申告しなければなりません。
課税対象額 | 税額 |
---|---|
0円 | 0円 |
1,000~1,949,000円 | ×0.05 |
1,950,000~3,299,000円 | ×0.1-97,500円 |
3,300,000~6,949,000円 | ×0.2-427,500円 |
6,950,000~8,999,000円 | ×0.23-636,000 |
9,000,000~17,999,000円 | ×0.33-1,536,000円 |
18,000,000~39,999,000円 | ×0.4-2,796,000円 |
40,000,000~円 | ×0.45-4,796,000円 |
これは2020年(令和2年)分の計算式になります。2020年(令和2年)分の基礎控除は48万円でした。基礎控除や税額計算はその年度によって異なりますので注意して下さい。
以上は正規の確定申告法です。
しかしこれをまともにやったら、たまったものではありません。負けベット額は経費に含められないため、誰も勝てず、やればやるほど損をします。実際恐らくブックメーカーで、まともに確定申告している人はいないのではないでしょうか。そもそもブックメーカーで税金を払うくらい勝つのは至難の業だと思います。また日本でブックメーカーをやること自体がグレーゾーンなため、利益が出ても申告しにくいという意味もあります。
多くのユーザーはブックメーカーでほぼ負けますので、税金に関して考える必要は無いと思いますが、それでも一部の人は勝ちますので、その人達は税金が発生するということを念頭に抑えておいて下さい。