ギャンブル還元率比較 何が一番稼げるかTOP > ギャンブルの種類 > 競馬

競馬について

 
2022.1.14 編集日

競馬の売上推移とその内訳

競馬は公営ギャンブルの一つで、農林水産省の管轄の下に「日本中央競馬会(JRA)」と「地方競馬全国協会(NAR)」が運営しています。

競馬の還元率は馬券の種類にもよりますが、大体75%で、残りの25%分は控除率になります。


コチラに興味深い記事がありました。

控除率のうち、10%が国庫納付金という形で農林水産省の予算となり、15%が中央競馬会の収入となります。国庫納付金というのはいわば税金ですが、その言葉を使うと二重課税になってしまうため言葉を変えているだけです。中央競馬会15%の内訳は、開催費や人件費、賞金(馬主80%、調教師10%、騎手5%、厩務員5%)といったものに割り当てられます。

競馬の年間売り上げ金は3兆円前後ですから、その中の25%というのは相当大きな金額なのが分かります。

年度別に見た売り上げ

最近のG1レース別に見た売り上げ


コロナ禍における競馬の売上

JRAが公表している売得金額によれば、コロナ禍において飲食店が苦戦する中、競馬は順調に売上を伸ばしてきています。競馬場への入場は制限されるものの、ネット投票の普及が進み、巣ごもり需要の増加やウマ娘の影響で関心を持つ人が増えたようです。2010年(平成22年)よりスマホの普及率が爆発的に増えてきましたが、やはりそれが背景にあるようです。ちなみに競艇や競輪、オートレース等他の公営ギャンブルも売上が伸びているようです。

ウマ娘はCygamesが出した育成趣味レーションゲームですが、育成馬娘に競走馬の名前が使われているのが、かっての名馬を思い出せ親しみを出させるところです。


競馬の還元率

これが民間企業が運営しているのであれば、大分控除率が低くなると思いますが、10%の国庫納付金というのが大きいため、国が全額出資して独占的に扱っているのが競馬の現状になります。これではやればやるほど負けていくのは目に見えています。売り上げの25%は吸い取られてしまうのですからね。

では実際に競馬の還元率がどれくらいかを計算してみます。


これは2013年のジャパンカップのオッズです。単賞で計算してみます。

1/(1/49.3+1/54.4+1/21.3+1/4.9+1/100.3+1/21.1+1/2.1+1/156.7+1/29.8+1/117.3+1/25.7+1/186.2+1/3.4+1/163.8+1/391.2+1/35.3+1/112.4)≒0.796

より79.6%でした。意外に高かったですが、レースにより異なるのかもしれません。大体75〜80%の範囲が還元率と考えていいと思います。


一方これはブックメーカーのオッズになります。

還元率を計算してみます。

1/(1/3+1/3.25+1/9+1/11+1/15+1/17+1/21+1/21+1/21+1/26+1/34+1/41+1/41+1/41+1/67+1/101+1/201)≒0.780

より78%でした。

競馬に関しては、JRAで勝ってもブックメーカーで勝っても、計算上還元率はほとんど一緒でした。


競馬は基本的には勝てない

馬券購入者の9割以上は競馬新聞などの専門誌を参考にしています。当然ながらプロの予想はある程度的を得ており、人気の馬ほど買われやすくオッズはどんどん下がってしまいます。

年間を通じて専門誌の通りに買うと、どの専門誌にならっても赤字になってしまいます。これはやはり控除率の25%が大きく、技術介入の余地が控除率を上回ることがないということを意味しています。

過去に市販の予想ソフトをカスタマイズして使って、投網作戦で大量に馬券を購入して回収率を上げ、28億7000万円投じて1億4000万円実利を上げることに成功した会社員もいましたが、こういう人は特別なのです。

たまに勝つ人もツイッターで見かけますが、これだけ控除率が大きいと長期的に利益を出すのは至難の業だと思います。競馬は熱くなって楽しんで、勝てればラッキーぐらいに考えた方が良さそうです。競馬は何に買うかを考えてる時が一番楽しいのです。