プロ野球の勝敗予想がどれぐらい当たるものか

プロ野球の開幕

3月26日プロ野球が開幕しました。今年は1球団あたりの試合数はリーグ内対戦が各25回戦、交流戦が各3回戦の計143試合になるようです。尚7月19日~8月12日は東京五輪による中断期間となるようです。去年はコロナの影響で開幕が遅れ、1球団あたりリーグ内対戦の各24試合の計120試合しかありませんでしたので、全試合消化できるのか楽しみです。

野球のマーケット

プロ野球のマーケットには、勝利チーム予想、ハンディキャップ、合計得点のアンダーオーバー、1回のアンダーオーバー、1回の勝利チーム予想、両チーム毎1回に得点が入るか、1~5回の勝利チーム予想、1~5回のハンディキャップ、1~5回のアンダーオーバー、両チーム毎得点のアンダーオーバー、勝利チームとそのアンダーオーバー、合計得点の奇数偶数、勝ちイニング数が多いチーム、イニング最高得点するチームがあります。

勝利チーム予想、1回の勝利チーム予想、勝ちイニング数が多いチーム、イニング最高得点するチームには相関関係がある感じです。合計得点の奇数偶数は奇数の方が少しオッズが低くなる傾向があります。

勝利チームの予想

スポーツベットアイオーのオッズと私の予想と結果

3月30日

横浜1.86〇ーヤクルト1.95 4-5

広島2.09ー阪神1.75〇 1-o

中日1.83ー巨人1.98〇 3-3

ロッテ2.29ー楽天1.63〇 0-5

オリックス2.48ーソフトバンク1.55〇 1-3

日本ハム2.24ー西武1.65〇 4-11

私は単純に3回戦までの順位で予想してみました。中日ー巨人で中日の方がオッズが少し低くなったのは、去年沢村賞を受賞したエース大野雄大が登板するからだと予想されます。結果はセリーグは拮抗した結果でしたがパリーグは大差で本命勝ちでした。私は地元が神奈川なのでtvkで横浜ーヤクルト戦を見ていました。3回の裏横浜は佐野と宮崎の安打で1点を追加し3-0とリードしていましたが後で逆転され、4-5となりました。

 

3月31日

横浜1.9ーヤクルト1.91 3-5

広島1.86ー阪神1.95 4-2

中日2.17ー巨人1.7〇 5-3 負けベット

ロッテ2.33ー楽天1.61〇 1-2 勝ちベット

オリックス2.36ーソフトバンク1.59〇 7-2 負けベット

日本ハム1.93ー西武1.88〇 1-1 引き分け

日本ハム西武のオッズの開きが縮んでいます。これは日本ハムの先発となる伊藤大海は3月14日のオープン戦で7回無失点の好投を披露したことが影響していると思われます。ピナクルスポーツの方がオッズが良かったため、ピナクルスポーツで4試合を$5ずつベットしてみました。結果はトータル-$6.43でした。

 

4月1日

横浜1.699ーヤクルト2.27 11-11

中日2.08ー巨人1.819 1-3

広島2.06ー阪神1.833 3-6

ロッテー楽天 16-5

オリックス2.02ーソフトバンク1.869 2-0

横浜ーヤクルト戦ですが、昨日ヤクルトが勝ったにもかかわらず、横浜有利のオッズが広がっています。さすがにそろそろ一勝するだろうというのと、昨日プロ初アーチとなる3ランを放ったドラフト2位ルーキーの牧を高く評価したものと思われます。予想がつきにくいため今日のベットはパスです。

 

4月2日

巨人2.23〇ーヤクルト1.826 0-2

横浜2.49ー広島1.591 0-4

阪神1.709ー中日2.25 3-6

日本ハム2.28ーロッテ1.694 4-16

楽天1.537ーオリックス2.63 4-2

ソフトバンク1.595ー西武2.48 2-6

 

これは4月8日時点の順位です。大体11試合終わってみて、セパ共下位のチームを除いてはまあまあ拮抗している感じです。今年は9回で終了するため引き分けも多いです。これは試合の勝敗予想をするのが難しいことを意味しています。少し気になるのが横浜ですが、打率はあるのに防御率が悪いためまだ2勝しか上げれていません。

 

4月8日

ヤクルト2.15ー広島1.769 11-7

中日1.943ー横浜1.943 2-5

阪神1.666ー巨人2.32 0-3

西武2.27ー楽天1.694 0-4

ロッテ2.41ーオリックス1.625 1-5

日ハム2.76ーソフトバンク1.495 2-4

仮にオッズの低い方に$10ずつベットしてみるとします。-10-10+6.94+6.25+4.95=-1.86となり利益は出ません。一気に大量得点が入ることもあるため、サッカーに比べて逆転も起こりやすく勝敗予想で利益を出すのは難しいといえそうです。


巨人の坂本の本塁打です。

 

控除率の計算

4月8日のオッズを元に勝敗予想の控除率を計算してみます。

ヤクルトー広島 2.15×1.769/(2.15+1.769)≒0.97

中日ー横浜 1.943×1.943/(1.943+1.943)≒0.97

阪神ー巨人 1.666×2.32/(1.666+2.32)≒0.97

西武ー楽天 2.27×1.694/(2.27+1.694)≒0.97

ロッテーオリックス 2.41×1.625/(2.41+1.625)≒0.97

日ハムーソフトバンク 2.76×1.495/(2.76+1.495)≒0.97

いずれも0.97に収まり還元率は97%、控除率は3%というのが分かります。つまりこの3%を上回れば利益が出るということになります。尚これはピナクルスポーツのオッズです。

 

4月9日

今日のプロ野球は5試合です。勝つのではないか思う方に$5ずつベットしてみました。

横浜2ー阪神9

広島2ー巨人0

ロッテ4ー西武7

楽天1ーソフトバンク1

オリックス1ー日ハム2

結果は-$1.23とやはりトータルで負けでした。

 

愛斗のプロ初アーチです。愛斗は8回にもスリーランを放ちました。

 

藤浪ですら引いた佐藤輝明の場外ホームランです。

 

4月20日

今日のプロ野球は6試合です。特にセリーグは順位が近いチーム同士の対戦なので勝敗予想が難しいところです。右は結果です。

巨人2.23ー阪神1.724 5-10

横浜2.09ー中日1.813 0-0

広島1.442ーヤクルト2.95 1-2

ロッテ1.714ー日ハム2.24 8-4

オリックス1.775ー西武2.15 11-3

ソフトバンク1.833ー楽天2.07 6-4

これがブックメーカーオッズです。左のチームがホームです。ホームチームの方がやはりオッズが低い傾向にあります。しかし分からないのが巨人ー阪神です。確かに阪神は7連勝中ですが巨人も6連勝中です。しかも東京ドームです。こんなにオッズの乖離があるような気がしません。今回は敢えてオッズの高いチームに$5ずつ買ってみることにしました。

結果はヤクルトだけ勝って、広島ー横浜が同点で返金、結果として-5-5+9.75-5-5=-$10.25でした。

プロ野球ブックメーカー毎のオッズ比較

2021.4.14プロ野球は6試合あります。

これらの試合をブックメーカー毎にオッズ比較をしてみます。

 

ピナクルスポーツ

 

スポーツベットアイオー

 

1XBET

 

横浜 ピナクル2.07>1XBET2.035>アイオー2.03

ヤクルト ピナクル1.833>アイオー1.8>1XBET1.798

中日 1XBET2.388>ピナクル2.35>アイオー2.31

巨人 ピナクル1.653>アイオー1.62>1XBET1.59

日ハム ピナクル1.99>1XBET1.94>アイオー1.93

西武 ピナクル1.9>1XBET1.88=アイオー1.88

オリックス ピナクル2.08=1XBET2.08>アイオー2.02

ソフトバンク ピナクル1.826>アイオー1.8>1XBET1.75

ロッテ ピナクル2.46>1XBET2.565>アイオー2.4

楽天 ピナクル1.602>アイオー1.58>1XBET1.52

阪神 ピナクル1.854>アイオー1.83>1XBET1.76

広島 1XBET2.088>ピナクル2.04>アイオー1.99

こうして見比べますと大体のオッズでピナクルスポーツがやや優位なのが分かります。しかしオッズが高いものは1XBETが優位にきます。逆にオッズの低いものは1XBETは下位になる傾向があるようです。

 

還元率も比較してみます。横浜ーヤクルト戦で見てみます。

ピナクル 2.07×1.833/(2.07+1.833)≒0.972 97%

アイオー 1.8×2.03/(1.8+2.03)≒95.4 95%

1XBET 1.798×2.035/(1.798+2.035)≒95.4 95%

やはりピナクルスポーツが一番還元率が高いのが分かります。

まとめ

今回はプロ野球の試合結果を予想するベットを試みてみましたが全然当たりませんでした。3月31日1勝2敗1分、4月9日2勝2敗1分、4月20日1勝4敗1分、合計4勝8敗3分でトータル-$17.91でした。強い根拠も無く直感で賭けてみましたがやはりダメでした。一言でまとめますとプロ野球の勝敗予想は難しいです。ピナクルスポーツですと控除率の3%を上回れば利益が出ますが、プロ野球の勝敗予想は丁半博打に等しく、長くやればこの控除率は大きくものをいいそうです。投手の調子、本塁打の数など、勝敗を予想するには不確定要素が多すぎるのが原因と思われます。