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仕組みと構図とリスクについて

 
ここではバイナリーオプションの仕組みと構図とリスクについて説明してから、バイナリーオプションのメリットとデメリットを比較し、どういう人が対象者なのかを見ていきます。


まずバイナリーオプションの仕組みですが、ユーザーが胴元であるバイナリーオプション会社に登録し入金します。

ユーザーは入金した範囲でトレードします。

ある程度勝ち続けて預金が溜まってきたら、出金という形になります。


次に構図ですが、一個人だけでみたら、バイナリーオプション会社対ユーザーという形になります。

しかし実際は他にも取り引きしている人もおり、バイナリーオプション会社だけで見たら勝ったり勝たれたりします。

バイナリーオプション会社は、実際のところは控除率で利益を上げています。

控除率とは100から還元率を引いた値です。

最初の説明でバイナリーオプションは上がるか下がるかの2択で、それぞれ当たる確率は1/2なのに、$100賭けて当たれば$172のリターンで、はずれれば$100の没収というのは、ユーザーにとっては理不尽な事だとは思いませんか?

つまりこの場合$28の分が控除率となり、胴元(バイナリーオプション会社)の利益になるのです。

ギャンブルでいうテラ銭みたいなものです。

よってバイナリーオプション会社は、ユーザーが多ければ多いほど、取り引き額と回数が大きければ大きいほど、儲かる仕組みとなっています。

しかしユーザー側にしてみれば、取り引き銘柄、取り引きする時間、取り引きする金額、上がるか下がるかを選択できますので、この権利を生かして控除率(手数料)を差し引いても利益が出るようにすればいいのです。

為替チャートというのは世界でどこでも共通しており、いかさまのやりようがありません。

現にバイナリーオプション会社は控除率で利益を上げているので、やる必要もありません。

そもそも全員が負ければ、バイナリーオプションをやる人は居なくなります。

ユーザーから見れば、この正々堂々とした勝負を控除率以上に勝てば利益が出ることになります。


次にバイナリーオプションのメリットとデメリットです。

メリットとしては短期間でトレードと決済ができるため、ものの数分足らずで利益を上げることもできます。

またFXのようにレバレッジがないため、賭けた金額分しかリスクがなくローリスクです。

取り引き段階で決済時間が決まっているため、やっていて神経が磨り減るということもありません。

デメリットとしては控除率が小さくないのとレバレッジがないため、比較的ローリターンです。

また上がるか下がるかだけで単調なのと、決済時間が決まっているためポジションを取るということもなく、投資としての重要な要素を欠いており、丁半の博打に近い感じです。


リスクが少ないといったことから、対象者は投資初心者になります。

また短時間しかトレードできない方にも向いています。

決済時間が決まっているため、FXや株などのようにパソコンの画面に張り付いている必要はないからです。

いつでもやりたい時にやって、止めたい時に止めれるというのがバイナリーオプションの魅力です。


次ぎは同じような為替トレードのFXとはどう違うのかについて説明します。
 

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